限られた人だけが足を踏み入れることが許される、会員制サロン「オルクドール日本橋」。
その特別な空間で、日本酒MINAKIが紡いだのは、五感を満たす唯一無二の一夜でした。東京の夜景を一望する非日常のロケーションと、知的好奇心に満ちた会員の皆様との出会いが、洗練と感性が交わる特別な体験を生み出しました。
会員制サロン「オルクドール日本橋」とは ── 一握りだけに許される特別な空間
東京・日本橋に位置する「オルクドール(Orque d’or)」は、東海東京証券が運営する富裕層向けのプライベートサロンです。国内外のエグゼクティブや投資家が集い、資産運用の相談はもちろん、ワイン、アート、音楽、食など、人生を豊かにする体験を共有する“上質な社交場”として知られています。
その閉ざされた世界ゆえに、オルクドールでは外部ブランドとのコラボレーションは極めて稀。そんな中、日本酒ブランド「MINAKI」との特別なペアリングディナーが実現したことは、私たちにとっても大きな節目となりました。
想定を超えた熱狂 ── 1日限定が2日間60名のイベントへ
今回のペアリングディナーは、当初2025年9月11日の1日限定で企画されていました。しかし告知開始直後から、会員様からの申し込みが殺到。開催前から想定を大きく上回る反響を受け、急遽翌12日も追加開催となりました。
最終的には、招待対象をオルクドール会員の一部に絞っていたにもかかわらず、2日間で合計60名の方々にご参加いただく大盛況に。会場には、日本酒愛好家から初めてMINAKIを体験する方まで多彩なゲストが集い、ブランドオーナー・皆木が各テーブルを回って直接対話する場面も見られました。日本酒造りの哲学やブランドの背景、テロワールについて熱心な質問が飛び交い、ひとつのグラスをきっかけに新たな会話と興味が広がっていく光景は、このイベントならではのもの。MINAKIが持つ価値が、言葉を超えて共有された時間となりました。
五感で愉しむ“余韻設計” ── 帝国ホテルシェフとMINAKIの饗宴
この日の料理を手掛けたのは、帝国ホテルで研鑽を積んだオルクドール専属シェフ・山本氏。MINAKIの酒粕を取り入れたオリジナルメニューや、この日のためだけに考案された一皿が次々と登場し、日本酒とのペアリングが五感を刺激する体験へと昇華しました。
最初の一杯は、瓶内二次発酵によるスパークリング日本酒「珀彗」。繊細な泡立ちとやわらかな酸が食欲を誘い、アミューズとともに華やかな幕開けを演出します。
続いて提供された前菜「アトランティックサーモンのモザイク仕立て お米のソース」には、山田錦を17%まで磨き上げた「極幻」をペアリング。熟した果実のような香りと深みのある旨味が、魚の甘みと米の風味を一層引き立てます。
メインディッシュの魚料理「媛麦鶏のロースト 肝のソース」および肉料理「酒粕で漬け込んだ和牛サーロインのグリル ジュ・ド・ブッフのエマルジョンソース」には、雪女神を29%まで磨いた「極幻 FORMULA.2」を合わせました。透明感ある酸と奥行きのある旨味が、複雑なソースの味わいと重なり合い、料理との調和を高次元で実現します。締めくくりには「ミルクレープ チョコレートアイス添え」が登場し、余韻の一杯として再び「極幻 FORMULA.2」を。料理と日本酒が互いを高め合うペアリングの妙は、ゲストにとって“味わいの記憶”として長く残るものとなりました。
また、32階から東京の夜景を一望できるロケーションも、この夜を一層特別なものにしました。煌めく街の光がグラスに映り込み、非日常の世界へと誘う──。この空間に身を置くだけで、時間さえもゆるやかに流れていくような感覚を覚えます。
日本酒は、ただ飲むだけのものではありません。それは人と人をつなぎ、言葉では語り尽くせない時間を共有する“体験”です。今回の「オルクドール × MINAKI ペアリングディナー」は、そんな体験の本質を凝縮した一夜でした。
ご参加いただいた皆様、そして開催にご協力いただいたオルクドール関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。MINAKIはこれからも、「そのひとときを、巡らせる」日本酒体験を追求してまいります。次回のイベントで、また皆さまとお会いできる日を楽しみにしています。
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・オルクドール日本橋
開催日時: 2025年9月11日(木)、12日(金) 18:30〜
住所: 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目5−1
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